1型糖尿病患者が紹介する糖尿病講座 〜糖尿病の種類〜
〈1型糖尿病と2型糖尿病〉
生活習慣病の一つと言われる糖尿病ですが、そちらは正確には2型糖尿病と呼びます。
そう、糖尿病には1型と2型があるのです!
2種類あることを初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。
それも当然なのです。
なぜなら糖尿病患者のうち95%以上が2型糖尿病だからです。
では何が違うのでしょうか?
それは発症する主な 原因が違う のです。
2型は生活習慣の乱れでゆっくり発症するのに対し、
1型は自分の免疫が誤作動で自分の細胞を攻撃してしまうことで、突然発症します。
(自己免疫疾患)
また、2型は中高年の方が多いのに対し、1型は若い頃に発症する方が多いと言われています。
実は糖尿病の発症原因は正確に特定されていません。
まだまだ研究されています。
生活習慣や自己免疫疾患に加えて遺伝も関連するという人もいます。
ただし、症状は1型でも2型でも変わらないので、糖尿病であるかどうかは判断することができます。
このように分類する理由は、
どちらの型かによって治療方が変わってくるからです。
まとめ
・ 糖尿病には1型と2型がある
・ 一般に言われる糖尿病はほとんど2型