Kumanuts’s diary

このプロフィールの写真はある雨の日歩道に現れた虹🌈です

インスリンポンプ比較してみました!

糖尿病患者さんで、インスリンポンプ(ポンプ)を使用している人、これから使用するかもという人の参考になればいいと思います。

 

MedtronicとTERUMOの二つのポンプを使ってみた僕が二つの違いをレビューしてみたいと思います。

因みに、重いだとか小さいってのは、

この二つだけで比較したものです。

また、1U=1単位(インスリンの単位)です。

 

〜Medtronic〜(ミニメド640G)

 

・メリット

貼り付け面積が小さい

単3電池一個(約1ヶ月稼動)

アラーム設定が出来る(目覚ましにも使える笑)

3日分で最大300U入れられる

7日,14日,30日間の平均を見れる

 

・デメリット

重い(95.7g)

チューブが邪魔

チューブが目立つ

チューブ分のインスリン(8Uぐらい)は廃棄

ボタンが固い

0.025Uずつ増加させなくてはならないから大変

針を刺す時が怖い(失敗すると血も出るし)

(固定されてない不安定な状態で刺す)

 

〜TERUMO〜(メディセーフウィズ)

 

・メリット

軽い(34g)

廃棄するインスリンが少ない(1.7U)

服を着てれば目立たない

タッチパネル式だから指圧は必要ない

最大3タッチ(105のように)で数値を入力できる

テープで固定してから針を刺す

ボーラスを打ったタイミング や 基礎レート をグラフで視覚的に見れる

 

・デメリット

リモコンが大きい(iPhone10と同サイズ、152g)

貼り付け面積が広い(Medtronicの約2倍)

厚みがあるからかさばる

リモコン本体以外は全部定期的に交換が必要(廃棄物が多い)

追加のインスリンが、残存インスリンのせいでそのまま打てない(ひと手間必要)

単4電池二個(約21日)

0.1Uごとにしか打てない(数値が粗い)

3日分で最大200Uまで入れられる

普及はこれから(扱える医者がまだ少ない)

 

 

実はTERUMOさんのは僕も2020/3/31に付けたばかりなのですが、(最初にこの記事を書いたのは4/1です)

"百聞は一見にしかず"と言いますか、1日装着するだけでこれほど分かるものですね。

ですが、新情報が得られ次第こちらの記事をアップデートしていくつもりです。

 

一方でMedtronicさんの方は2年ほど継続して付けているので大分詳しいのではないかと自負しています。

ですので、より詳しく知識や体験を知りたいという方はコメント欄で質問してもらえれば

と思います。

どちらも患者用の資料は業者の方からもらっているので、答えられる範囲で正確に答えさせてもらいます。

 

 

※ここからは関係のない話です

TERUMOさんのポンプは日本初のインスリンポンプなのですが、

主にチューブが無い という部分をアピールポイントとしているようです。

僕としては興味もあり、時間を取ってもらって説明を聞き始めたまでは良かったのですが、

説明を聞いている間に、上で挙げたデメリットばかりが目についてしまい、やっぱりこのままMedtronicのものでいこうかと考えました。

では何故今はTERUMOのものを付けているのか?というと、

改めて考えてメリットが多いなと感じた訳ではなく、

試せる機会があるのに試さないのは世界を狭めるだけだなぁ

と、むしろ思考停止したんです笑

でも結果として、実際に付けてみると、TERUMOの方がいいかもと思えました。

だから、僕が得た教訓は

よくわからなかったら取り敢えず飛び込んでしまえ

ってことです。

ことわざにもある

"聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥"

みたいな事です。

 

ことわざ同士は時に反発し合いますが、どちらも正しいのです

ことわざ覚えてると日々の生活で

「おっ」

って思えることがあって楽しいですよ