Kumanuts’s diary

このプロフィールの写真はある雨の日歩道に現れた虹🌈です

手羽先はなぜ人気なのか?

スーパーに行けば手羽先を売っていないところを見たことがない。

つまみとして手羽先が出ることは少なくない。

手羽先をメインにした料理もある。
(唐揚げ、甘辛煮、スープなど)



なぜこれほど手羽先が人気なのだろうか?


手羽先の元祖は風来坊という店だそうだ
https://furaibou.com/tanzyo/

こちらを見ると、
手羽先はもともとスープの材料にしか使われておらず、手羽先をメインにした料理は無かったという。

ある日の発注ミスにより、
手羽先に秘伝のタレをつけるというアイデアが生まれ、メニューにしたところ、想像以上に売れた

というのが手羽先料理の始まりである。

売れた理由は
・軽い
・美味しい
・安い
からだからそうだ。



ここでは、"美味しい"についてもう少し深掘りしていきたいと思う。

僕がこんな疑問を持ったのも、
手羽先は骨が複雑で食べるのが大変」
だと思ったからである。


仮説として「骨がついているから」と考えた

骨つきカルビやティーボーンステーキなど、
"骨つき"を売りにしている商品があるからだ。


調べてみると
骨付き肉が美味いのは、

骨に髄液が含まれるからであった。

髄液とは血液をつくる材料のことである。
この髄液には旨味やコラーゲンが含まれている。
肉を骨ごと加熱すると、骨に空いている穴から髄液が出てきて肉に染み渡る。

つまり、骨周りの肉は旨味やコラーゲンがたっぷり含まれた肉になるわけだ。

骨の周りにある骨膜が美味しいのも、これが理由なのだろう。



また、肉が骨についたままで加熱することで、肉が縮まらず、柔らかいままになる。

加熱しすぎた肉は縮まり、固くなってしまうことを思い出してもらえれば理解して頂けると思う。




よって骨付き肉が美味いのは、

・旨味成分が他の部位に加えて多く含まれているから

・柔らかいから

である。

したがって、骨がついたままの手羽先も同様に美味しい。

美味しいから人気。




「前例がないから無理」
ではない

君がその第一人者なのだ